光触媒塗料について

この効果は光触媒の主な働きである、紫外線を受けて発揮される酸化作用、によって得られます。
光触媒が紫外線を受けることで、酸素を活性酸素に変え、その活性酸素が有機物を酸化させることで菌やカビを殺し、空気中の有害物質や臭いの元となっている物質、有機汚れを分解します。
ほとんどの有機物は酸化分解されると水と二酸化炭素になり、無害化されるため上記のような効果が得られるというわけです。

活性酸素、最近では市民権を得た言葉ですが、どちらかと言えば悪いイメージじゃないでしょうか？
老化は体内の活性酸素が原因だった！抗酸化力を高めよう！といった感じに…。
あまり良くないイメージの活性酸素ですが、それは裏を返せばそれだけ強力な効果（酸化力）を持っているということ。
その強い酸化力が外壁を守るために発揮されるのですから、効果があるのかどうかは言うまでもないでしょう。

こちらも光触媒が紫外線を受けることで発揮される効果で、光触媒の表面が超親水状態になります。
超親水状態というのは、「水との馴染みやすさ」が非常に高い状態を指します。
撥水とは真逆の状態ですね。
この状態になると、付着している汚れ等よりも水との馴染みやすさが上回る為、汚れと光触媒の間に水の膜が入り込みます。
「汚れが浮いている」状態になるので、簡単に流れ落ちて綺麗な状態を保つというわけです。
酸化作用によって分解された菌やカビ、有機汚れなども付着したままではなく洗い落とされる理由はこちらの超親水作用によります。
また、空気中の水分にもこの「馴染みやすさ」は発揮され、湿っているという程度ではありますが表面に水の膜を作り、静電気の発生を抑えることでホコリや花粉などの吸着も防ぎます。

この２つの作用により光触媒塗料は外壁の美観を保ち、周囲の有害物質を無害化しているのです。

いくらか光触媒について知って頂けたらいいのですが、いかがでしょうか？
当然特殊な効果のない一般塗料よりは金額は上がってしまいますが、

長期的に見た場合は間違いなくこちらの光触媒塗料がオススメです！

じゃあ実際今の家の壁を光触媒塗料で塗ったらどれくらいかかるの？

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